社長室通信 第99号 『人間性』を良くするための要素

私たちが仕事をする基本的な理由は、

生活していくためのお金を稼ぐためです。


私も山﨑建材で経営者としての仕事をすることで、

給料を得て生活費や子どもの学費を支払っています。


ですから、「仕事をする」ということは、

生きていくうえで必要不可欠なことです。




仕事をしていくうえで、

大切な要素が2つあります。


それは『専門性』と『人間性』です。


これは車の両輪のように

どちらも大切なものです。



『専門性』を学ぶ場所はたくさんあります。


たとえば私は経営者ですが、

大学の経営学科や中小企業大学という専門学校で、

経済学やマーケティングや簿記など、

会社経営に必要な知識を学びました。


またリフォーム事業を立ち上げるにあたって、

LIXILのセミナーを受講したり、

日建学院で建築士資格取得の勉強をしました。


ですから経営や建築の知識については

自信があります。




しかし、その『専門性』だけで

仕事が上手くいくわけではありません。


たとえば私がいつも時間に遅れる

だらしない人だったり、

約束を破るようないい加減な人だったら、

お客さまは私にリフォームの依頼を

してくれなくなります。


私がすぐに怒ったり、

人の話を聞かないような社長だったら、

社員の皆さんも山﨑建材から離れていくでしょう。




社会人として良い仕事をしていくためには、

『人間性』を良くしていくことが大切です。


私は24年間の社会人経験と、

12年間の会社経営を通して、

そのことにたどりつきました。



私は素心学塾で

『人間性』を良くしていくための要素

を学びました。


それが、昨年からこの社長室通信で伝えている

【二十の徳目】です。



【素直】

 自分にとって都合が悪いことでも、

 「はい、わかりました」と受け入れると、

 自分の欠けているところに

 気づくことができます。

  第85号「受け入れて、自己を正す」



【謙虚】

 あまり建築知識がない人に対して

 偉そうに接してしまい、

 仕事と信頼を失いました。

  第86号「大病は〈傲〉の一字」




これまで14個の徳目を、

私の実体験や社員の皆さんの取り組みを

事例として伝えてきました。


書き続けていくなかで気づいたのは、

山﨑建材にはすでにいくつかの徳目を身につけている

魅力的な社員がたくさんいるということです。



【誠実】

 ある時、一般の方から

 「トラックの運転が危ない」

 と苦情をいただきましたが、

 スタッフ全員が

 「松崎さんがそんな運転をするはずがない」

 と言いました。

 松崎さんが入社以来24年間、

 誠実に仕事に取り組んできた結果だと思います。

  第88号 「誠実さとは、信用の判断基準」




【温厚】

 「嫌なことを言われて

  ムッとすることもありますが、

  相手になにかストレスがあったのかな?

  自分が他のことでイライラしてたのかな?

  と心を落ち着けて考え直し、

  じゃあ怒っても仕方ないと

  気分を入れ替えるようにしています」

   第94号 「個性とわがままの違い」




【明朗】

 「たぶんなんとかなります!」

 「どうにもならんかったっす(笑)」

 「次から気をつけます!」

  心にかかる負担を軽くし、

  晴れ晴れとした気持ちで

  生きていくために大切なことを、

  立元くんは粗削りながらも実践できています。

   第97号 「晴れ晴れとした気持ちで生きる」




そこで2023年度の個人プロジェクトは、

「仕事に取り組むなかで、

 思いやりの行動(徳目)を身につけ、

 社会人として成長しよう」

としました。


身につけたい【徳目】を1つ選び、

毎日具体的な行動に取り組んでいきます。




今年は仕事を通じて

『人間性』を良くしていきます。


1年間、ともに学び、ともに成長しましょう。


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