社長室通信 第88号 『誠実さとは、信用の判断基準』
「品性を高める」ための徳目の4つめは、
『誠実』です。
「まじめでウソがなく正直なこと」
をいいます。
この徳目で最初に頭に浮かんだスタッフは、
配送チームのMさんでした。
4月に開催した食事会で幹事だったMさんは、
ジャンケン大会を企画してくれました。
Mさんに勝った人が
商品をもらえるというルールです。
あるスタッフがジョークで、
「なにを出すか教えてください!」
と聞きました。
するとMさんは、
「私はグーを出します」
と答えました。
みんなはいろいろ考えましたが、
Mさんは言ったとおりのグーを出しました。
ちなみに私はチョキで負けました(笑)
その後も質問するたびに
Mさんはなにを出すか教えてくれ、
必ず言ったとおりに出します。
最後には全員がMさんに勝つようになっていまい、
「もう答えを言わないでください!」
と、みんなの方が音を上げてしまいました(笑)
みんなで大笑いして、
とても楽しいジャンケン大会でしたが、
これはまさにMさんの人がらをあらわす
エピソードだと感じました。
Mさんとは20年以上一緒に働いていますが、
ウソや言い訳を聞いたことが一度もありません。
仕事を頼むと、
いつも「いーよー」と引き受けてくれ、
もしミスをしてしまったときも、
「すみませんでした」と素直に謝ってくれます。
山﨑建材には誠実なスタッフがたくさんいますが、
そのなかでもMさんはトップクラスの存在だと思います。
ある時、一般の方から、
「おたくのトラックの運転が危ない」
と苦情の電話をいただきました。
車両ナンバーを確認すると
Mさんのダンプでしたが、
その話を聞いたスタッフ全員が、
「Mさんがそんな運転をするはずがない」
と言っていました。
これはMさんが
みんなから信用されている証だと言えます。
誠実とは、偽りがなく、
真面目であることをいいます。
品性向上の徳目の一つで、
良好な人間関係を築くために
欠かせざる要素です。
そして、他人が信用できるか否かの
判断基準でもあります。
月刊素心 第16号 『誠実であること』
他人から信用を得るためには、
誠実な行動をし続けることしかなく、
それはとても時間がかかります。
その反対に表裏のある行動をしていたら、
その場は得をしたような気になりますが、
長い目で見るといつまで経っても信用を得られず、
ウソをウソで塗り固めて
苦しい思いをするようになります。
Mさんが入社以来24年間、
誠実に仕事に取り組んできた結果が、
この全スタッフからの信用という形で
表れていると思います。
毎日夕方にはキレイに洗車してくれています。
前述の苦情についてMさんは
「気づかんかったけど、
嫌な思いをさせてしまったんなら
すみませんでした。
今後は気を付けて運転します。」
と素直に受け入れてくれました。
私もMさんのように、
素直で誠実な生き方を心がけたいと思います。
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