社長室通信 第97号 『晴れ晴れとした気持ちで生きる』

「うわっ、やべぇ!やらかした!」


どうした?大丈夫??


「あっ、大丈夫っす!

 たぶんなんとかなります(笑)」


山﨑建材でよく聞かれる会話です(笑)



工事チームの立元くんは

いつも明るく仕事に取り組んでいて

すごいなぁと感心します。

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目力は強いです(笑)



彼が担当するタイル工事の現場管理は、

どれだけしっかり段取りしていても、

さまざまな要因に振り回される大変な仕事です。


前工程の遅れや下地の不具合、

職人さんのスケジュール確保や現場マナー、

他業者との作業スペースや材料置場の取り合い、

そして天候にまで左右されるので、

スムーズに進む現場というのは

ほとんどありません。

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そのため、どうしてもイライラしたり、

落ち込んでしまうことがあります。




そんな環境のなかでも、

立元くんはいつも生き生きと

働いているように見えます。


失敗することもありますが、

「自分が悪かったっす。

 次回から気をつけます!」

と前向きに切り替えたり、

「今回はどうにもならんかったっす(笑)」

とあっさり受け入れる姿を見て、

ポジティブで良い性格だなぁと

羨ましく感じるほどです。


入社から2年が経ち、

お客さまや職人さんからの評価も

上がってきました。

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職人さんとの食事会では、

バーテンダーになってくれました♪





「品性を高める」ための徳目の13番目は、

【明朗(めいろう)】です。


「晴れ晴れとして、ウソやごまかしのない心」

のことをいいます。



心にかかる負担を軽くし、

晴れ晴れとした気持ちで生きていくために、

素心学塾では次の3つを心がけることが

大切だと学びます。



①過去を思って、後悔しない


 過去のことをいつまでも

 悔やんだり恨んだりする人がいます。


 気持ちは分かりますが、

 終わったことはもう取り戻せません。


 失敗したことはしっかり反省して

 対策を練ったら「これで大丈夫!」と

 切り替えます。



②将来を思って、不安を持たない


 「強盗に入られるかも」

 「個人情報を抜き取られて詐欺に合うかも」

 世の中には不安をあおるニュースが多いですが、

 心配事の97%は発生しないそうです。


 起きてもないことを心配するよりも、

 自分にできることに取り組んでいく方が、

 前向きな気持ちで生きていけます。



③身のまわりのできごとは「必然必要」と思う


 事故や病気やトラブルなど

 困ったことが起きたときに、

 他人や環境のせいにする人がいます。


 身のまわりのできごとは、

 起こるべくして起こる(必然)、

 欠くことのできない(必要)

 と受け止めてみます。


 病気は生活習慣の改善をうながし、

 事故やトラブルは準備不足や傲慢さを

 気づかせてくれます。




「たぶんなんとかなります!」

「どうにもならんかったっす(笑)」

「次から気をつけます!」


先ほどご紹介した立元くんの言動は、

粗削りながらもこの3つを

実践できていると思います。

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事務員さんの還暦祝いの会では、

どぶろっくを歌って盛り上げてくれました(笑)




ところで『素心学要論』という本では、

「明朗」について次のように書かれています。



明朗な人は、出過ぎず、

かといって引っ込み過ぎず、

ちょうどのところをわきまえています。


まわりのことを考え、

いつも柔和な表情と時機を得た発言を心がけ、

その人がいるだけで

雰囲気を明るくなごませてくれます。




立元くんはたまに調子に乗りすぎたり、

会長が作ってくれたおでんを

「意外と美味いです」

と言ったりして怒られますが(笑)、

この2年間で工事チームの

ムードメーカーに成長してくれました。

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この後、会長に怒られました(笑)



これからも立元くんの明るさを見習い、

晴れ晴れとした雰囲気の会社を

みんなで作っていきたいと思います。

 

 

 

 


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