社長室通信 第85号 『受け入れて、自己を正す』

前号で、

「仕事上での素直さを身につけていきましょう」

というお話をしました。


そして、そのための具体的な行動として、

『人からなにかを頼まれたときに、

 まずは「はい、わかりました』と受け入れる』

ということに1ヶ月間取り組んでもらいました。



実際に取り組んでみて、

いかがだったでしょうか?


想像していたよりも難しかったと

感じたのではないかと思います。



私も取り組んでみましたが、

素直に受け入れづらかったことが

いくつかありました。



事務所に配送スタッフが不在のとき、

お客様への建材の積み込みを

頼まれることがあります。


もちろん「はい、わかりました」と積み込みますが、

内心では「自分の業務を優先したい」と

思ってしまう時もありました。


工事チームやリフォームチームの営業スタッフは、

いつも自分の業務をいったん止めて、

テキパキと積み込みを手伝っています。


自分のわがままな心を反省するとともに、

彼らの素直さを見習いたいと思いました。

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また、タイル職人さんから現場トラブルについて、

直接私に相談されることがありました。


担当者がいるのにどうして?と思いましたが、

現場状況を確認すると、

担当者は別のトラブルの対応に

追われていたことがわかったので、

フォローすることができました。


いくつもの現場を同時進行で管理している

担当者の苦労をあらためて実感し、

必要な時にフォローできるよう

情報の共有を心がけたいと思いました。

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そして、マネージャー会議では

私の経営について厳しい意見をもらいました。


正直に言うと言い返したいこともありましたが、

素直に受け入れるよう心がけました。


翌日、当事者の声も聴き問題点が見えたので、

対策と指導をおこなうことができました。


意見してくれた社員は、

事務所の警報が誤作動した際、

休日深夜にもかかわらず

駆けつけてくれたことがあります。


今回の意見は私にとって耳の痛いものでしたが、

会社のためを思ってあえて苦言を呈してくれた

彼の行動をありがたく感じました。





山﨑建材の経営理念第二項には、

「自分自身の品性を高める」

と書かれています。


その1歩目は、

人から言われたことを

「はい、わかりました」と

素直に受け入れることです。



もし私が

積み込みの依頼や現場トラブルの相談を断ったり、

会議での意見を言い返したりしていたら、

その行動には素直さはありませんし、

品性のない対応になっていたと思います。


先月の社長室通信で、

「皆さんの手本となれるよう頑張ります」

と伝えていたので、

実践できるよう心がけました。




自分にとって都合のよいことだけに

耳をかたむけるのではなく、

とにかく相手の言うことを

「はい、わかりました」と聞き入れてみる。


すると、

だんだんと自分勝手な「わがままな心」が正され、

まわりへの思いやりを欠く言動をつつしむことが

できるにちがいありません。


月刊素心 第148号 「素直さ」と「わがまま」

素心学塾 池田繁美塾長




「はい、わかりました」と受け入れたお陰で、

私の欠けているところに気づき

そこを正すことができました。


これからも素直な経営を

心がけていきたいと思います。


ありがとうございます。

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