社長室通信 第119号 『他人の良いところに気づく』
工事チームの山本一博くんは、
昨年から耕心塾で学んでいます。
7月の塾では、
「謙虚さを忘れないようにしよう」
というテーマで、
次のような体験発表をしてくれました。
「職人さんに手直し作業をお願いしましたが、
『このくらい大丈夫よ』
と断られました。
ちょっと不満に感じましたが、
良く考えたら自分でもできる内容だったので
手直ししました。
すぐに人を頼らず、
謙虚さを心がけたいと思います。」
9月には「愚痴をひかえる」ことの大切さを
実感したエピソードを発表してくれました。
「元請けさんから見積外の作業をさせられたので
現場で不満を言っていたら、
いつのまにか現場監督が近くにいて焦りました。
愚痴は誰が聞いているかわからないし、
私も負の気持ちになるので
やめようと思いました。」
耕心塾の目的は、
『素心学を学び、人格の完成を目ざす』
ことです。
わかりやすく言いかえると、
「人がらを良くしましょう」
「好かれる人物になりましょう」
となります。
山本くんは入社当時から人がらの良さで
社員のみんなに大人気ですが、
素心学を学び、
自分の欠けているところを正していくなかで、
さらに魅力的になってきました。
私も山本くんの発表から気づかされることが多く、
ともに学べて嬉しく思っています。
ところで、素心学では
「成長とは2段階ある」と学びます。
1段階目は
「自分の欠けているところに気づく」こと、
そして2段階目は
「他人の良いところに気づく」ことです。
私たちはつい他人の欠点を探してしまいます。
それは、自分もできていない部分だから
気になるのです。
互いに足を引っ張りあうのではなく、
まわりの人の良いところに気づき、
自分もできるように見習っていく。
そうすることで自分も成長でき、
よりよい人間関係を築くことが
できるようになります。
「素直さとは
『はいと受け入れること』
と学びましたが、
煩わしい仕事を頼まれると、
なかなか『はい』とは言えません。
先日、先輩に仕事を頼んだら、
『すぐに見に行くね!』
と言ってくれました。
私もこの先輩のような
素直さを身につけたいと思います。」
この発表をしてくれたのは
素心学を学んで2年目の田中伴明くんで、
「先輩」とは
20年前に耕心塾で学んでくれた
リフォームチームの本田さんのことです。
田中くんは早くも
「他人の良いところ」
に気づけるようになってきました。
田中くんはここ1年で
とても雰囲気が柔らかくなり、
安心して仕事を任せられる存在になりました。
7月の安全大会でも
素晴らしいプレゼンをしてくれました。
私は社長室通信第112号で、
「皆さんが人間性を良くする方法を学ぶことで、
より良い会社になると信じている」
と書きました。
山本くんと田中くんの成長を見て、
この言葉は正しかったと実感しました。
来年は耕心塾で学ぶ仲間が増えることを
期待しています。
ともに学び、ともに成長しましょう。
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