社長室通信 第111号 『毎朝【素直】の文字を見る』
2023年度の個人プロジェクトは、
「仕事に取り組むなかで、
思いやりの行動(徳目)を身につけよう」
でした。
社長室通信を読み、
そのなかから徳目を1つ選んで、
身につけるための具体的な行動に
取り組んでもらいました。
毎月、スタッフの個人プロジェクト報告を聞き、
思いやりの行動を身につけるために
大切なことをたくさん学ぶことができました。
そのなかでも特にすばらしい成果をあげた
配送チーム松崎さんの取り組みを紹介します。
松崎さんが選んだ徳目は【素直】。
勤続26年目で50代になった松崎さんは、
仕事でさまざまな経験を積んだため、
つい自我や先入観がでてしまうことが
あったそうです。
そこで、
「素直な心で、
ものごとをありのままに受け入れる」
ことに取り組みました。
毎月の報告書には
さまざまな成果が書かれていました。
・3階の扉の修理を頼まれたので、
引き受けて空き時間に作業した
・配達に行ったら、職人さんから
「片付けもしてほしい」と頼まれたので、
「いいですよ」と答えて
ミキサーや廃材を片付けた
このように自分の担当以外の仕事も
素直に受け入れて対応していました。
これは年齢や経験年数が高い人には
なかなか難しいことです。
多くの人が自分の仕事を優先したいので、
他の依頼は無意識で断ってしまうからです。
しかも相手も受け入れてくれるので、
自分ではなかなか気づけません。
そこで松崎さんは素直になるために、
あることに取り組みました。
それは
「【素直な心になりますように】
と書いた紙を玄関に貼り、
毎日それを見てから家を出る」
ということです。
実際に貼っていた紙です。
そんな簡単なことかと思う人も
いるかもしれませんが、
人間は無意識に働く心のクセを
自分でコントロールすることはできません。
この心のクセを正す方法の1つが、
「毎朝【素直】の文字を見る」といった、
潜在意識に植え付ける習慣づけなのです。
4月20日の経営方針発表会で、
松崎さんは次のように発表しました。
「配達に行った現場で、
お客さんが大変だろうと思い、
材料上げを手伝ってあげたら喜ばれました。
【素直】と書いて玄関に貼りだしてみて、
相手を思いやるきっかけになりました。」
松崎さんは【素直】を心がけ続けた結果、
頼まれた以上の対応をして、
お客さまに喜びを与えることができました。
これが、私たちが目指している
『思いやりの行動』です。
松崎さんは
「個人プロジェクト賞」を受賞しました。
松崎さんの取り組みをみならい、
今年も仕事のなかで『思いやりの行動』を
身につけていきましょう。
★北九州市八幡西区でリフォームするなら
★お客様満足度コンテストで全国1位に選ばれました!
★LIXILが応援するリフォームショップです
LIXILリフォームショップ山﨑建材
★最新情報はFacebookで