社長室通信 第110号 『人生の目的』
「あなたは、何のために生きていますか?」
こう尋ねられたとき、
皆さんならどう答えますか?
「私はこんな目的をもって生きています」
「毎日忙しくて、考えたこともありません」
答えはこのどちらかになると思います。
人生の目的とは、
「なんのために生きるのか」
という答えになります。
私たちは人生という
限られた時間を過ごしています。
毎日仕事をして、ごはんを食べて、
休日はゆっくり過ごしたり、
友人と遊びに行く。
こんな人生も良いと思います。
ただ、
「なんのために生きていく」という
目的地を定めると、
さらに充実した人生を
歩むことができるようになります。
では、どうすれば人生の目的を見つけらるのか?
その方法は、
まず目の前のことに
一生懸命に取り組むことです。
そうすることで、
自分の好きなことや得意なこと、
そして大切だと思うことに
気づくことができます。
私の人生の目的も、
年齢を重ねるたびに
少しずつ変化していきました。
20代の頃は、
「会社を黒字にする」ことが目的でした。
当時は毎年営業赤字でしたので、
なんとか利益を残そうと、
仕入先と値引き交渉したり、
優先的に仕事を回してもらおうと
お客さまを接待したりしていました。
30代前半の頃は、
「顧客満足を上げる」ことが目的になりました。
新規事業である
住宅リフォーム部門を立ち上げるなかで、
良い仕事をしてお客さまに喜んでもらえれば、
リピートや紹介に繋がるとわかったからです。
そしてこちらの方が私の性格にも合っていました。
30代後半になると、
「家族と社員を幸せにする」ことが
目的に加わりました。
会社が黒字になっても、
身近な人と仲良く過ごせなければ
幸せではありませんでした。
当時の私は土日も関係なく
仕事をしていましたが、
できるかぎり休日出勤を減らして、
子どものクラブ活動を手伝ったり、
一緒に試験勉強をしたりしました。
野球したことないくせに、
審判もしていました(笑)
お陰で子どもたちと一緒に
成長することができました。
また当時は
社員同士のトラブルが多発していたので、
毎月全社員と個人面談をして、
悩み解決に取り組みました。
「結婚式の友人代表スピーチを教えて下さい!」
と相談されたこともありました(笑)
山﨑建材の社長としての思いを、
この社長室通信に書き始めたのもこの時期です。
40代になると、
「地域や業界に恩返しする」ことが
人生の目的に加わりました。
顧客満足度コンテストで
13年連続入賞した取り組みを、
全国のリフォーム業者さんに伝える取り組みを
させていただきました。
また会社前の通学路を
「トラックが通行して危ない」
とご近所さんから警察に通報されたので、
社員入口だった箇所を、
大きく開口して、
電動シャッターを取り付け、
リフォームしました。
さらに毎朝黄色い旗を持って
交通整理をすることにしました。
もう8年目となりますが、
保護者の方からは感謝の言葉をいただき、
子どもたちからも毎日元気をもらっています。
こうやってふり返ると、
私の人生の目的は、
「自分の利益」から
「まわりの人に喜んでもらうこと」
に変化していったことがわかります。
私は子どもの頃から
人を喜ばせたり笑わせることが好きでしたが、
その性格が人生の目的に
繋がっていったのだと思います。
今の私の人生の目的は、
「ご縁があった人に
毎日笑顔で過ごしてもらうこと」
です。
家族や友人や社員、お客さまや取引先、
そして地域の方に
良い影響が与えらえるよう頑張ります。
人生の目的を持つことで、
充実した毎日を送れるようになりました。
皆さんも自分の得意なことを生かして、
まわりの人に喜んでもらえるようなことを
探してみませんか?
「毎日が楽しい」と思える人生を
ともに歩んでいきましょう。
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