皆さま、こんにちは。

顧客満足と社員満足で地域一番の会社にしよう！

山﨑建材の山﨑星児です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は4月22日に開催した

経営方針発表会の様子をお伝えします。

■　　　　　■　　　　　■

2022年度は新しい仲間が3名増えました。

2020年に2名、2021年に2名入社したので、

全体の1/3にあたる7名が3年以内の入社になります。

そこで今年の経営方針発表会では、

まず山﨑建材がどんな会社なのか、

何を目指していて、

何を大切にしているのかについて

経営理念を基にお話しします。

先ほど、会の始めに全員で唱和しましたが、

そもそも経営理念とは

何のためにあるのでしょう？

経営理念とは、

その企業の存在意義を表すものです。

具体的には、

①【目的】何のために存在しているか

②【価値観】何を大切にしているか

③【目標】どんな会社を目指しているか

が書かれています。

山﨑建材の経営理念の第一項には、

【目的】が書かれています。

山﨑建材は建材卸売やタイル工事、

リフォーム工事を通じて、

北九州を住みよい街にすることを

目的としています。

第二項には、

【価値観】が書かれています。

山﨑建材の仕事に取り組む中で、

社会人として成長して、

幸福な人生を送って欲しいと思っています。

第三項には、

山﨑建材の【目標】が書かれています。

ただ、父が遺してくれた経営理念には、

何について『地域一番』を目指すのかは

書かれていませんでした。

そこで、私が社長になった2011年に、

次のように定義しました。

【顧客満足と社員満足で地域一番の会社にしよう】

この【顧客満足】と【社員満足】という言葉も

少し抽象的なので、

山﨑建材では次のように定義しています。

【顧客満足】とは、

お客さまが安心と喜びを感じることです。

逆に言うと、

山﨑建材の仕事で不安を感じたり、

スタッフの対応に不快さを

感じたりしないことです。

そのための具体的な行動として、

チームプロジェクトと個人プロジェクトに

取り組んでいきます。

また【社員満足】とは【顧客満足】と同じく、

社員が山﨑建材で働くなかで

安心と喜びを感じることです。

そのために、

経営者が徳治経営に取り組みます。

徳治経営とは、

経営者が徳（思いやり）を基に

経営をすることです。

具体的には社員が不安になったり

必要以上に辛い思いをしないよう

待遇や労働条件を整え、

やりがいをもって働ける職場環境を作ることを、

経営者が最優先事項として取り組みます。

①経営者が思いやりの経営で社員満足を高める

　　　　　　　　↓

②社員がそれをお客様に顧客満足として繋げる

　　　　　　　　↓

③お客さまが売上や紹介として会社に返して下さる

　　　　　　　　↓

　　　　　　①に戻る

これが山﨑建材の経営理念であり、

基本的な価値観や行動基準です。

では、経営理念と似た言葉である

【経営方針】とは何でしょう？

【経営方針】とは、

経営理念を実現するために

今年取り組むべきことです。

たとえば、山﨑建材を1艘の船と仮定します。

私が船長で、社員の皆さんは乗組員です。

そして、【経営理念】は最終的な目的地です。

目的地がないと、

この船はただ目の前の波の対応に追われたり、

嵐が来たら振り回されるだけになります。

目的地があれば、

そこにたどり着くための

具体的な計画や行動ができます。

たとえばイギリスが目的地だとしたら、

一気には行けないので、

まず最初は香港を目指します。

この最初の目的地が【経営方針】、

つまり『今年取り組むべきこと』です。

そして、香港にたどり着くために、

乗組員にはそれぞれの役割があります。

航海計画を練るチーム、

船を操縦するチーム、

設備を修理保全するチーム、

乗組員の食事を準備するチームなど、

それぞれの担当別に

果たすべき役割が変わってきます。

それが【チームプロジェクト】です。

香港までより良い状態でたどり着けるよう、

各チームで取り組むべきことを共有し、

日々実践していきます。

そうすることで香港に到着、

つまりその年の経営方針を達成します。

そして次の目的地であるシンガポールに向けて、

あらたな経営方針を立て実践します。

この取り組みをくり返すことで、

最終的な目的地、

つまり経営理念の実現に

少しずつ近づいていきます。

では、経営方針発表会は

何のためにするのでしょう？

それは、全員の思いを1つにするためです。

先月開催されたWBCでも侍ジャパンチームは、

「世界一を奪還する」という

目標（経営理念）を立て、

それに向かって1試合1試合に勝つために

必要なこと（経営方針）を共有し、

そのために1人1人の選手が

それぞれの役割（チームプロジェクト）を

果たしていきました。

どんなに良い選手を集めても、

思いがバラバラだったら

優勝できなかったと思います。

全員の思いを1つにできたから、

メジャーリーガーを揃えた

アメリカチームに勝つことができました。

私たちも

『顧客満足と社員満足で地域一番の会社』

を目ざして、

この経営方針発表会で

全員の思いを1つにしていきたいと思います。

次回のブログでは、

経営方針発表会を始めてから

山﨑建材がどのように変わったかを

お伝えします。

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