社長室通信 第77号 『思いやりの経営をしよう』
山﨑建材では今年1月に
労働条件の改定をおこないました。
まず、これまで97日だった年間休日を
105日としました。
毎月第2・4に加えて、
第5土曜日もお休みとなりました。
休日が増えたので、
会長と皿倉山を登ったりしてます♪
時間外労働について、これまで営業は
「職務手当に含まれる」としていました。
今年からは職務手当を時給換算し、
超過した分は早出も含めて全額支給しています。
工事や配送スタッフは
毎朝7時から頑張ってくれています。
現場担当者の直行直帰は、
これまでは定時扱いとなっていました。
今年からは勤怠アプリで管理しているので、
タイムカードを押すために帰社したりせず、
時間外労働を計算できるようにしました。
行橋の現場では私も直行や直帰をしています。
リフォームチームはお客さまとの打合せが
土日になることがありますが、
15分ごとの時間出勤ができるようにしました。
代休も時間単位で取得でき、
さらには休日出勤手当を選べるようにしました。
黒崎の焼肉店は日曜日の工事となりました。
若手スタッフの業務ストレス対応として、
チーム内で分業制を確立し、
ベテランがフォローできるようにしました。
残業時も若手スタッフが一人にならないよう、
マネージャーか私が必ずサポートします。
工事チームは積算で遅くなることがあるので、
西本課長か私がサポートしています。
働き方改革に取り組んだきっかけは、
昨年退職した若手スタッフの声でした。
とてもまじめなスタッフで、
朝早くから夜遅くまで
毎日頑張ってくれていました。
しかし当時の会社体制や労働条件では
彼の努力を正しく評価したり
サポートができていませんでした。
「休みを増やしたら売上が下がる」
「残業代を出したらムダな残業が増える」
「若いころは仕事ができないから
残業するのは当たり前」
そして、経営者がよく言うのは、
「中小企業だから仕方ない」
『顧客満足と社員満足で地域一番の会社』
を目指すと言いながら、
いつの間にか私の頭の中にも
このような固定観念がありました。
大切な社員を失ってやっと、
まだ昔の悪い慣習が残っていたことに
気づくことができました。
前述した労働条件の改定から
6か月が経ちました。
時間外労働は月平均10時間以内と
ほとんど増えていません。
毎日17時半すぎにはこんな感じです。
そのうえで業績はむしろ改善しています。
昨年からマネージャーを中心として
チーム体制の改革をおこない、
また一人ひとりがお客さまに喜んでもらえるよう
チームプロジェクトや個人プロジェクトに
全力で取り組んでくれているお陰です。
毎日スタッフの笑い声が飛び交い、
今年の活動方針である
『明るく活気ある職場づくり』
が実践できていることを、
とても嬉しく感じています。
スタッフポロシャツも新調しました♪
スタッフの声を聴き、
働き方改革に取り組んで、
本当に良かったと思います。
これからもスタッフが
安心と喜びをもって働けるよう、
思いやりの経営を心がけていきます。
経営者が、そこで働く人たちを思いやり、
満足感を与える。
そうすることで、働く人は、
お客さまや地域社会を満足させる
努力をするようになる。
すると、今度は、
お客さまや地域の人びとがその会社を支持し、
応援してくれるようになります。
これが「徳治経営」の循環です。
月刊素心 第173号
「思いやりの心がいっぱい」
素心学塾 池田繁美塾長
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