歴史に学ぶ
皆さま、こんにちは。
顧客満足と社員満足で
地域一番の会社にしよう!
建材店5代目社長の山﨑星児です。
いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。
本日は、
社長室通信第62号についてお伝えします。
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社長室通信第62号
『歴史に学ぶ』
今年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は、
明智光秀の物語です。
一般的には、
「主君である織田信長を裏切った悪人」
という評価ですが、
このドラマでは
戦乱の時代に翻弄されながらも、
勇気と信念を持ち、
平和な世の中を求めて駆け抜けていく姿が
描かれています。
私は普段はあまりドラマを観ないのですが、
今回はガイド本まで購入して、
毎週の放送を楽しみにしています。
私が歴史に興味を持ったのは、
2006年に小泉元首相が
靖国神社参拝をした時でした。
戦争を指導した、
いわゆるA級戦犯が祀られていることから、
近隣諸国から批判を受けていました。
その頃の私は、
「日本は戦争で悪いことをしたので、
他の国の人が嫌がることはしない方がいい」
と思っていましたが、
池田先生から次のようなアドバイスを頂きました。
「山﨑さんは2人のお子さんの父親であり、
会社の指導者になる立場の人ですから、
日本の歴史についても
自分の考えを持った方がいいですね。」
そこで太平洋戦争に関する書籍を読み漁り、
一時は完全に右側の思想の人間に
なってしまいましたが(笑)、
学び続ける中で自分なりの歴史観が
育ってきました。
当時はアメリカやロシア、
ヨーロッパなどの先進国が、
武力を背景にアジアやアフリカの国々を
支配していました。
酷いところでは
まともな食事や教育も与えられず、
何百年も奴隷のような扱いを
受けていたそうです。
そのなかで私たちの曽祖父世代の日本人は
明治維新により近代化に成功し、
国際的な地位を勝ち取っていきました。
しかし太平洋戦争に敗北したことにより、
「世界中に迷惑をかけた悪の枢軸国」
という評価になってしまいました。
歴史は勝者が正しいように作られます。
しかし、
敗者にも自分たちの正義がありました。
日本が戦った理由の一つに
「人種的差別撤廃」
つまり植民地化されている
アジア人の解放がありました。
日本は敗れ、たくさん失敗もしましたが、
その後アジア諸国は立ち上がり、
独立を勝ち取っていきました。
【温故知新】
昔の物事を研究し吟味して、
そこから新しい知識や見解を得ること
太平洋戦争における日本と同じように、
明智光秀も石田三成も、
勝者の視点からしか
評価していなかったのかもしれません。
歴史を学ぶうえで大切なのは、
「中庸」
つまり偏らずバランスよく学ぶことです。
また、
ただ知識を増やすだけでなく、
それを正しく活かすための
「見識」
が必要なことを学びました。
私は日本の歴史から、
会社経営や子育て、
人間形成につながるものを
多く学ぶことができました。
今年は大河ドラマを楽しみながら、
歴史に学んでいきたいと思います。
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