新しい時代をつくろう 2019年度経営方針発表会
皆さま、こんにちは。
顧客満足と社員満足で地域一番の会社にしよう!
建材店5代目社長の山﨑星児です。
本日は、4月11日におこなった
2019年度経営方針発表会についてお伝えします。
経営方針発表会は2014年から始めましたので、
今年で6回目となります。
経営理念唱和、会長あいさつの後、
昨年も質問した「経営方針発表会の意義」について、
今年も若手社員たちに聞いてみました(笑)
意地悪そうな顔してますね、私(笑)
今年は入社3年目の吉田くんが見事に正解してくれました。
経営方針発表会は、
「全社員の気持ちを一つにするため」
に毎年4月におこなっています。
昨年度の事業報告や業績報告、
各チームのプロジェクトをふり返った後、
2019年度経営方針を発表しました。
■2019年度経営方針
「新しい時代をつくろう」
4月1日に新元号が【令和】と発表されました。
「人々が美しく心を寄せ合う中で、
文化が生まれ育つ。
梅の花のように、
日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。」
という想いが込められているそうです。
私は、とても良い元号だと感じました。
新しい元号のもと、皆さんとともに、
さらに山﨑建材を盛り上げていきたいと思います。
山﨑建材は昭和7年に創業したので、
平成、令和と3つ目の時代を迎えることになります。
昭和15年ごろの家族写真。
後ろに写っている男性が創業者の祖父・山﨑徳治です。
昭和の時代は、
「建材卸売」の土台を築いていった時期でした。
倉庫も木造でした。
私の父や母が社長をしていた平成は、
「タイル工事」を成長させていきました。
ベテラン社員たちの自慢だった
小倉南区の常盤高校の外壁タイル工事。
当時の社員旅行の様子です。
そして平成の後半に私が代表となり、
「住宅リフォーム」を立ち上げました。
みんな若いですね(笑)
いよいよ新しい時代が始まります。
令和のスタートに合わせて、
14年後の100周年目標を設定しました。
【100周年目標】
建材卸売・タイル工事・住宅リフォームの三事業で
地域一番を目指す
この100周年目標を達成するために、
2つのことを心がけていきたいと思います。
①時代に合わせて変化する
②想いを引き継ぐ
まず『時代に合わせて変化』していきます。
創業当初は山崎商店という名前で、
ラジオを修理する会社でした。
昭和10年代に入ると、
当時の交通手段だった馬の餌を販売するようになり、
戦争が始まるとブリキ職人を雇って、
米びつなどを作って売っていました。
そして戦争が終わり家が建ちはじめると、
建材や荒物を扱うようになったそうです。
このように、
時代に合わせて商品や体制を変化させることで、
87年もの間、事業を継続させることができました。
新しい時代も、
これまでの常識を疑い、
世の中の変化を見極めて、
さまざまな挑戦をしていきたいと思います。
100周年目標を達成するために心がけるもうひとつは、
『想いを引き継ぐ』ということです。
80数年前、
あるお客さんに頼まれたラジオ修理を、
急ぎと聞いたので徹夜して仕上げたら、
とても喜んでお代のほかに味噌や炒り子をくれたそうです。
その経験から、
祖父は商売でもっとも大切なことは、
「人に喜ばれる仕事をすることだ」
と言っていました。
この創業者の精神は
その後の経営者や社員たちが引き継ぎ、
50年後に経営理念と社内五訓になりました。
先輩たちは「喜ばれる仕事をする」というプライドを持ち、
真夏の猛暑日でもセメントを運び、
深夜の店舗工事でもタイルを張り、
大雪で配管が凍ったと相談があったときは
バーナーを持って助けに行きました。
まだ顧客満足という言葉がなかった時代から、
「喜ばれる仕事」をし続けたお陰で、
今でもほとんど新規営業をすることなく、
リピートと紹介で事業を継続できています。
【不易流行】
どんな時代になろうとも
変えてはいけない本質的なものと、
移りゆく世のなかの現象に応じて
変えていくべきものがある
2019年もさまざまなチームプロジェクトに取り組みます。
若手社員や職人の育成、既存顧客の販路拡大、
web戦略の強化、工事台帳システム導入など、
時代の変化に合わせて挑戦を続けていきます。
その根幹には、
「喜ばれる仕事をする」という精神を
持ち続けたいと思います。
売上や品質はもちろんですが、
なにより顧客満足で地域一番を目指したいと思います。
不易 ・・・『喜ばれる仕事をする』という想いを引き継ぐ
⇒経営理念と社内五訓
流行 ・・・時代に合わせて変化する
⇒経営方針とチームプロジェクト
令和14年、山﨑建材は創業100周年を迎えます。
その日を建材卸売・タイル工事・住宅リフォームの
地域一番店として迎えられるよう、
一緒に新しい山﨑建材をつくっていきましょう。