伝えることで自分をいましめる
皆さま、こんにちは。
顧客満足と社員満足で地域一番の会社にしよう!
建材店5代目社長の山﨑星児です。
本日は、社長室通信第49号についてお伝えします。
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社長室通信 第49号
『伝えることで自分をいましめる』
「偉そうに素心塾とか行きよるけど、
言いよることとやりよることが全然違うやん」
昨年末、友人と食事をした際、
私のマナーの悪さを見て注意されてしまいました。
痛いところを突かれた私は
いろいろと言い訳しましたが、
後からふり返ると
「情けない行為だった」
と反省しました。
私は2003年から素心学塾に行ってきます。
http://www.ikedabusiness.co.jp/kenshu/sosingaku.htm
入塾したきっかけは、
当時のベテラン社員たちを言い負かせたかったからでした(笑)
ベテランから仕事のアドバイスを受け、
その通りにしたのにトラブルやクレームになる。
そのことを伝えると、
「それはお前が悪い」
「スジが違う」
「人を信用するな」
と言い返される。
それが何度もくり返されて悔しかったので、
正しい理論を身につけて、
相手に非を認めさせたいと思っていました。
26歳から素心学を16年間学び、
仕事や家庭の場で実践してきて、
今は考えが180度変わりました。
過去と他人は変えられないが、
未来と自分は変えられる。
悩み苦しみは、
私の欠けているところを気付かせるために起きていると受け止め、
そこを正していくように心がけました。
その具体的な取り組みを、
これまでこの社長室通信で伝えてきました。
感謝の気持ちを忘れて取引先に失礼な言動をしてしまったこと(第38号)
https://ameblo.jp/yamasaki-ceo/entry-12374404735.html
ダンプを避けた小学生が転倒してケガさせてしまったこと(第27号)
https://ameblo.jp/yamasaki-ceo/entry-12283072305.html
自分のミスを隠そうとしてついた嘘に自分が追い詰められたこと(第23号)など。
自分が失敗したエピソードを伝えるのは
とても恥ずかしいことですが、
素心学塾では次のように学びます。
「伝える」とは、
自分のものとして理解したことを
他の人の前で表すことです。
そのことで、さらに学びが深まります。
また、「伝える」ことで、
「言った手まえ、これじゃあ、いかん」と
自分自身をいましめることもできます。
そして「伝える」ことで、
まわりにもよい影響をおよぼすことができます。
(素心学要論 P275 「学・思・行・伝」)
先日、2ヶ月ぶりに前出の友人と食事をした際、
さっと彼の分のナイフとフォークを並べました。
「そういうことやない」と笑われましたが、
彼のお陰でまた一つ自己を正すことができました。
平成27年6月からこの社長室通信を発行し始め、
もうすぐ50号を迎えます。
これからも「伝える」ことで、
自分自身をいましめていきたいと思います。