社長室通信 第106号 自分の正義を貫く

「工賃を多めにして、

 優先的に仕事を回してください。

 そのうちの10%を山﨑さんに

 個人的にお渡ししますので。」


今から20年前、

ある職人さんから持ち掛けられました。


私はそんな不正はできませんと断ると、


「みんなやってますよ。

 前の担当者ともそうしていました。」


と言われました。



これは『業務上横領罪』という犯罪行為で、

刑事告訴した場合は

「10年以下の懲役」となるそうです。


その罪の重さも感じないくらい、

当時の建設業界には

倫理観が欠如した人がいました。




人間性を良くするための徳目、

最後の20番目は『正義感』です。


「道理に反することがあれば、

 それに立ち向かっていく気骨」

のことをいいます。




私は20代で現場管理をしていた頃、

このような話をよく聞かされました。


会社の経費で個人的な飲食や旅行に行く経営者。


下請業者と契約する代わりに

金銭やゴルフ用品などを要求する現場監督。


そして私たちのような工事業者では、

冒頭で伝えたような不正行為を

している人がいました。



私はいつも不快に感じていましたが、

意見をすると、

「お前はスジがわかっていない」

と反対に怒られていました。




素心学では、

「他人と過去は変えられない。

 変えられるのは自分と未来です。

 変えられることに力を向けていきましょう。」

と学びます。


当時の私は不正を正す力はありませんでしたが、

「まわりがどんなことをしても、

 自分は正しいと思う行動をしよう」

と誓いました。

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15年前の安全大会です。


当時専務だった私は、

会社を立て直そうと必死でした。







特に心がけたのが、お金の使い方です。


私は経営者なので

ある程度は会社の経費を自由に使えますが、

仕事とプライベートを明確に分け、

当たり前のことですが

今でも家族や友人と食事をするときは

自費で支払っています。


車や携帯電話も社長になるまでは

別にしていました。




また給与に関しても、

私の思う正義を貫きました。


18年前に大きな不良債権が発生した際、

当時専務だった時の報酬を

10%カットしたのですが、

社長になったあとも

同じ金額のままで働き続けました。


その理由は、

「社員の給与が業界水準より高くできるまでは、

 社長としての報酬はもらえない」

と思っていたからです。


私の給与が社長の報酬額となったのは、

2年連続で決算賞与を支給できた2015年で、

報酬カットしてから10年後でした。




今は経営者として13年目となり、

不正を正す力もつきました。


これからの私の仕事は、

社会人としての正しいものの考えかたや行動を

身をもって社員に伝えること、

そしてこんな不正をしたくなくなるくらい

社員満足を高めていくことだと思います。

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これからもこの社長室通信で

私の思いを伝え続けます。








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