社長室通信 第90号 『「怒らない」と決める』

先月、スタッフの皆さんに

「謙虚さのなくなる兆候」について

発表してもらいました。


そのなかで特に多かったのは、

『すぐに怒り出す(寛容さがなくなる)』

でした。



Aさん

「スタッフに現場搬入の協力を頼んでいたが、

 時間通りに来なかったので

 文句を言ってしまった」


Bさん

「お客さまの注文通りに納品したのに、

 『商品が違う』と言われたので、

 頭に来て言い負かしてしまった」



私も同じような経験をしたことがあり、

イライラしてしまう気持ちもわかります。


しかし感情のままに怒ってしまうと、

まわりの人との人間関係が崩れてしまいます。



「品性を高める」ための徳目の6つめは。

『平静』です。


「落ち着いて、心静かにかまえること」

をいいます。



素心学塾では、

平静を保つために次の言葉を学びます。



【因縁生起】

 世のなかのすべての現象は、

 なんらかの原因があって起きるもので、

 意味なく発生することはない




今回の件について、

Aさんは

「自分が出る前に最終確認をしておけば良かった」、

Bさんは

「売上が少なかった頃の謙虚な気持ちを忘れていた」

と反省していました。



この考え方が【因縁生起】です。


原因は相手ではなく自分にあると謙虚に受け止め、

自分の考え方や行動を変えることが、

「品性を高める」ことに繋がっていきます。



私も以前は

「経営者は怒ることも必要だ」と考え、

頭ごなしに注意したりしていました。


素心学塾で【因縁生起】を学んでからは、

不快に思うことがあっても、

「私の言動や受け取り方に問題があったのでは?」

といったん受け止めるように心がけています。



先日、入社2年目の立元くんから、

「社長は怒ったりすることあるんですか?」

と言われました。


少なくとも2年間は怒らずに経営できていると

嬉しく思いました。

IMG_1940.JPEGのサムネイル画像

工事チームの安全大会では、

立元くん(後列左端)が盛り上げてくれました♪





これからも「怒らない」と決め、

そのうえで正しく指導していきたいと思います。




「怒らない」と決める


 怒ることは、悪いこと。

 怒ることは、未熟の証明。

 怒ることは、見苦しいことー。


 皆さまも「怒らない」と

 覚悟を決めてみてください。

 ものごとがよい方向へ動きます。


       素心学塾 池田繁美塾長












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