社長室通信 第83号 『品性を高めていこう』
山﨑建材経営理念の第二項は、
「会社を成長させることにより、
自分自身の品性を高め、
生活を高めていこう」
です。
「品」とは、
その人が生まれてきてからの
「人格の完成度合」です。
それが高いと「上品」、
低いと「下品」と言われます。
人間は年齢を重ねていくにつれて、
品を上げていくことが必要です。
40代や50代になっても、
若いころと同じような言動や考えをしていると、
仕事や交友関係において軽く扱われ、
嫌な思いをします。
反対に、上質な品を身につければ、
まわりの人に尊重され、
穏やかな気持ちで毎日を過ごすことが
できるようになります。
それでは、
どうやって品性を高めていくのか。
素心学塾では、次のように学びます。
品性の向上は
「徳」を身につけることが重要な課題です。
「徳」とは、
人に対する思いやりの行為を
総称したものです。
個々の徳目を身につけることで、
品性豊かな人格となり、
人から敬われ、親しまれ、
人生を味わい深いものにしていきます。
月刊素心 第13号 「品性豊かに」
個々の徳目とは、
以下の二十の徳目のことです。
品性豊かに生きるための徳目
１「素直」
人の話や身のまわりに起こるできごとを
あるがままに受け入れる。
２「謙虚」
えらそうにせず、つつしみ深い態度。
３「礼儀」
相手をうやまい、不快さを与えない。
４「誠実」
まじめでウソがなく正直である。
５「勇気」
いざというときに、腹を決めて行動する。
６「平静」
落ち着いて、心静かにかまえる。
７「清潔」
身も心も清々しく、汚れていない。
８「和顔」
柔和なほほえみ。
９「愛語」
やさしい言葉をかける。
１０「温厚」
おだやかで情に厚い。
１１「義理」
恩を返すために、おこなうべきこと。
１２「鷹揚」
ゆったりとして、コセコセしない態度。
１３「明朗」
晴れ晴れとして、ウソやごまかしのない心。
１４「機敏」
時期をのがさず、すばやく判断し行動に移す。
１５「忍耐」
思うようにならないことを、じっと辛抱する。
１６「寛容」
相手を包み込む、広い心。
１７「献身」
損か得かではなく、
ただ相手のために尽くす。
１８「努力」
適正な目標を立て、
それを達成するまで行動しつづける。
１９「責任感」
自分が引き受けた任務を
最後までやりとげる覚悟。
２０「正義感」
道理に反することがあれば、
それに立ち向かっていく気骨。
「徳目を身につける」というと難しそうですが、
私たち山﨑建材の社員は
すでにこれらに繋がることを実践しています。
それは、個人プロジェクトです。
まわりの人やお客さまに、
不快さを与えず安心と喜びを与えるための
思いやりの活動として、
毎日取り組んできました。
１３「明朗」
リフォームチームの本田さんは、
自分もまわりも楽しく仕事ができるよう
いつもみんなに元気な声掛けをしています。
スタッフの誕生日では、
いつも笑わせてくれています(笑)
１４「機敏」
総務チーム谷口さんは、
お客様からの見積依頼には
2時間以内の回答を心がけています。
お客様からいただいた枝豆も、
機敏に湯がいてくれました(笑)
１８「努力」
配送チーム吉田くんは、
建材商品の用途・施工方法・価格の
暗記に取り組んでいます。
「ワクチン打ったから寒気がします！」
と半袖で言っていました(笑)
ここまでをふまえて、
山﨑建材経営理念の第二項を
次のように解釈します。
会社を成長させることにより
私たちは経営理念に基づいた
チームプロジェクトと
個人プロジェクトに取り組むことにより、
顧客満足と社員満足を向上させ、
社風と業績を成長させます。
自分自身の品性を高め、
プロジェクトに取り組むことにより、
二十の徳目を身につけ、
社会人として成長していきます。
生活を高めていこう
上記の２つに取り組むことで、
充実した幸せな日々を送っていきます。
プロジェクトは会社を成長させると同時に
社員一人一人が社会人として
成長していくための取り組みです。
2022年から、
この社長室通信で１つずつ徳目をご紹介します。
全社員で徳目を意識しながら働くことにより、
品性を高め、生活を高めていきましょう。
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