社長室通信 第82号 『誕生日は両親に感謝する日』

素心学塾では、「父母の恩」という講義で、

『父母恩重経(ぶもおんじゅうきょう)』

というお経を学びます。

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このお経は、

両親の恩の深く重いことを説き、

その恩に報いる道が書かれています。



両親は、

私たちが生まれて何もできない状態から、

自立した大人に成長するまで、

たくさんの愛情を込めて育ててくれました。


しかし、

私たちは三歳くらいまでの記憶がありません。


また歳を重ねるにつれて、

まるで自分一人で育ったかのように

勘違いしてしまいます。



このお経の中には、

「父母に十種の恩徳あり」として、

私たちが忘れてしまっている

両親から受けた愛情が描かれています。


いくつかご紹介します。



懐胎守護(かいたいしゅご)の恩


 胎内に子を宿した十月のあいだ、

 母は子のために自分の血肉をわけ、

 みずからは重病人のようになってしまう。



臨生受苦(りんしょうじゅく)の恩


 陣痛がはじまると、

 母親は身体中が傷みだし、

 骨も節々もバラバラになりそうで、

 苦しみのあまり心が乱れる。

 ときには、命を落とす危険もある。



乳哺養育(にゅうほよういく)の恩


 子が生まれたときは

 花のように輝いていた母親の顔も、

 乳を与えて養い、数年たつと、

 憔悴してしまうほどである。



廻乾就湿(かいかんじゅしつ)の恩


 水のような冷たい霜の夜も、

 氷のように寒い明け方にも、

 親は乾いたところに子を置き、

 自分は湿ったところに寝る。



洗濯不浄(せんかんふじょう)の恩


 子が母親のふところに大便をし、

 着物に小便をしたとしても、

 それを少しもきたないとは思わず、

 みずからの手できれいに洗濯をする。




私も二人の子どもがいますが、

彼らが幼かった頃は1日世話をするだけで、

へとへとに疲れ果てました。


それ以上の苦労を何年もかけながら、

私は両親に育ててもらいました。



そして今でも母には

会社経営の助言や美味しい差し入れなど、

たくさん支えてもらっています。


しかし、その恩をすっかり忘れ、

時にはきついことを言ってしまいます。




親に感謝する。

それが孝行のはじまりです。

一所懸命に産み育ててくれた両親に感謝する。

とくに、自分の誕生日は

「親に感謝する日だ」と、

決めておきたいものです。


月刊素心 第212号 「孝は徳のもとなり」




素心学塾で、

誕生日とは両親に感謝する日と学びました。


今年の誕生日も、

父にはお墓参りをし、

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母にはお花と一緒に、

感謝の気持ちを伝えました。

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45年経っても、

まばたきのタイミングが合いません(笑)



45年前に産み育ててくれて

ありがとうございました。


これからも両親からもらった身体を大切にし、

世の中に役立つ人間を目指して努力することで、

少しずつ恩を返していきたいと思います。


ありがとうございます。





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