社長室通信 第73号 『欠けているところを正す』
皆さま、こんにちは。
顧客満足と社員満足で
地域一番の会社にしよう！
山﨑建材の山﨑星児です。
いつもブログをご覧くださり
ありがとうございます。
本日は、
社長室通信第73号についてお伝えします。
■ ■ ■
社長室通信 第73号
『欠けているところを正す』
1月30日に棚卸しをおこない、
2020年度の営業が終わりました。
緊急事態宣言による臨時休業、
そしてマネージャー2名を含む
スタッフ3名の退職という激動の一年でした。
正直に言うと、
マネージャー退職の時は
とても落ち込みました。
しかし、素心学塾では次のように学びます。
悩み苦しみは
その人の欠けているところを
気づかせるために起きる
そこで昨年は私も営業マンとして復帰し、
スタッフとともに現場で働きました。
一人ひとりの声を聴き、姿を見つめることで、
たくさんの【欠けているところ】に
気づくことができました。
特に多くの【欠けているところ】に気づけたのは
建設会社や住宅会社の協力工事店として
タイル工事をおこなっている『工事チーム』です。
これまでは、
担当者それぞれが見積から現場管理まで
一人でおこなっていました。
そのため、
お互いの抱えている物件数がわかりづらく
職人さんの取り合いなどの
トラブルが起きていました。
また、忙しさで現場まで目が届かず、
材料が大量に余ったり、
工賃が予算オーバーしたりして、
利益を圧迫していました。
さらには10年以上前からの
不利な契約条件のままの取引が続いていたり、
本来は元請けがおこなうべき廃材処理を
弊社が押し付けられていたりと、
さまざまな問題が蓄積していました。
担当者たちには重いストレスがかかり、
長時間残業も多く、
ほとんどの社員が定年まで働く弊社ですが、
工事チームではこの10年間で
5名もの退職者が出ていました。
これは経営者である私の責任です。
何十年も勤めてくれたベテランや
成長著しかった若手の意見を尊重し、
営業や現場については
あまり口を出さないようにしていました。
しかし、いつのまにかチームバランスが
大きく崩れていました。
私が経営者として無責任でした。
『寛容』ではなく『放任』になっていたかもしれません。
そこで、
工事チームに復帰した西本くんと、
タイル工事を20年間担当している黒木さんと
話し合いを重ね、
工事チームの改革に取り組みました。
最初に取り組んだのは分業制です。
見積・工程・発注までを営業、
材料納品、現場管理、片付けまでを工務とすることで、
ほとんど残業のないスムーズな業務フローを
実現することができました。
職人手配は黒木さんを中心として
毎週の工程会議で調整し、
着工前に工事発注書を職人さんに渡すことで、
工賃の予算オーバーを抑えることができました。
さらに元請けの責任者と交渉して、
工事価格の是正や廃材処理の問題も
改善することができました。
そして、山﨑さん上甲さんのお陰で
原価管理システムの導入に成功し、
見積物件や実行予算の共有も
できるようになりました。
これらの改革により、
工事チームの売上は対前年比113％、
粗利は138％と大きく改善し、
会社全体では営業利益が219％と
素晴らしい業績を残すことができました。
なにより山﨑建材に
明るく活気ある雰囲気が
戻ってきたことが嬉しいです。
恒例のお誕生日会も盛り上がりました♪
苦しい1年を一緒に頑張ってくれたスタッフに
感謝の気持ちを込めて、
決算賞与は昨年の2倍支給させて頂きました。
ベテランも若手も喜んでくれました♪
試用期間中の立元くんと山内くんにも
幸せのお裾分けをしました♪
今年度は年間休日は8日増やし、
早出も含めた時間外手当を完全支給し、
休日出勤手当の改定をおこなうことで、
さらなる社員満足の向上を目指します。
これからも、
欠けているところに気づき正していくことで、
『顧客満足と社員満足で地域一番の会社』
を本気で目指していきます。
会長の誕生日会も盛り上がりました♪
2021年度も山﨑建材を
宜しくお願いします。
★北九州市八幡西区でリフォームするなら
★お客様満足度コンテストで全国1位に選ばれました！
★LIXILが応援するリフォームショップです
LIXILリフォームショップ山﨑建材
★最新情報はFacebookで
